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実質無料と無料設置(0円ソーラー)、違いを徹底解明

太陽光発電の設置方法で、実質無料、あるいは無料設置(0円ソーラー)というキーワードを聞いたことがあると思います。

 

どちらも無料ならば、内容も変わらないと思われがちですが、実際は全く違うので注意が必要です。

 

無料設置(0円ソーラー)と実質無料は全く違う!

「無料」というキーワードが共通していますが、実際には全くの別物です。

 

実質無料

太陽光発電導入時にローンを組み、売電収入で太陽光発電の設置費用を支払う。
⇒正確には実質、追加の負担がない状態の契約です。

太陽光発電の無料設置(0円ソーラー)

設置やメンテナンスに費用は掛かりませんが、所有権もありません。
⇒いわゆる屋根を貸しているイメージです。

実質無料にはトラブルが多い

実質無料では、実際にはローンを組んで太陽光発電を導入し、売電収入と相殺するようになります。

 

しかし、この支払い方法には大きな落とし穴があり、トラブルやクレームが多発しています。

 

実質無料のトラブル・クレーム例

  • 発電量が一定せず、ローンの支払いに足りない月がある
  • 自己消費が多く、ローンに回すほど売電できない
  • 売電の固定期間は10年間なのにローンは15年ある。残り5年をどうすれば・・・?

 

太陽光発電の導入時にしっかりとシミュレーションをし、メリットがあるとわかってから契約をしていれば起らないトラブルばかりです。

  • 太陽光発電は月によって発電量が変動すること
  • 売電できる量は各家庭の電気の使い方で個人差があること
  • 売電の固定期間は10年間(10kw未満の場合)で、この後の売電価格は未定なこと(たいていは1kw当たり10円程度)

実質無料を全面に出し、以上のような説明をしないまま契約を勧めてくる業者はあまり信用できません。

 

信用の出来ない業者との契約は、設置後のアフターサービスで更に大きなトラブルとなる可能性もあります。

 

太陽光発電業者の倒産も相次いでいることから、本当に信用できるか、10年・20年と付き合っていける業者かを充分に検討して下さい。

 

太陽光発電業者の倒産に付いてはコチラで詳しく分析・解説しています。

無料設置(0円ソーラー)には所有権がない

無料設置(0円ソーラー)はその名の通り、太陽光発電の設置時はもちろんメンテナンス等の維持費もかかりません。(設置時の足場代が掛かる可能性はあります)

 

ただし、自宅屋根上に設置するにもかかわらず、所有権はなく、発電した電力も自分のものではありません(リース・サブスクでは売電できます)。屋根を太陽光発電業者、あるいは電力会社に貸し出すイメージです。

 

最近では無料設置よりも0円ソーラーのほうが良く耳にする機会があるかと思いますが、内容はどちらも同じと考えて大丈夫です。

 

0円ソーラーの形態としては、主に3種類あります。特徴を簡単にまとめ、表にしました。

契約形態 収入・メリット 支払う項目 特徴
リース・サブスク 売電できる リース料 発電した電気が使え売電もできるが、リース料がかかり場合によっては売電収入よりも多い
電力販売形式 光熱費削減が期待できる 使用分の電気料金 力会社の変更が必要なケースがほとんど
屋根貸し 賃貸料を得られる なし 支出はないが、賃貸料はごく少ないケースが多い

 

それぞれの契約について、詳しく説明します。

 

売電もできるリース・サブスク契約

現在主流になっている0円ソーラーの契約になります。所有権はありませんが、売電できる点が特徴です。もちろん、発電した電気を使用した際の電気料金は発生しません。

 

ただし、毎月リース料を事業者に支払います。

 

詳細な契約内容はサービス提供業者によって変わり、リース料は固定タイプと発電量に応じだ変動タイプがあります。また、契約期間を選べるタイプもあります。

 

契約期間満了後は所有権は譲渡され、自分のものになります。

 

発電した電力を自宅で使い、電気使用料金を支払う(電力販売形式)

屋根上で発電された電気を使い、使用料金を支払います。指定された電力会社への契約変更が必要な場合が多く、電気料金プラン等が限定されています。

 

売電は事業者が行うため売電収入はありませんが、従来の電気料金プランよりも単価が安く設定されていることが多く、電気料金削減効果は期待できます。

 

詳細はサービス提供業者によって異なりますが、太陽光発電を無料で設置する・一定期間経過後(10年程度)に無料譲渡する流れは同じです。

 

賃借料として発電の何割かをキャッシュバック(屋根貸し形式)

初期に登場した契約形態で、自治体の学校や公共施設でも利用されています。

 

発電した電力は使用できず、所有権もありませんし、当然売電もできません。ただ、賃料を受け取ることができます。

 

契約によっては期間終了後も譲渡されないケースや、そもそも契約期間が設定されていないケースもあるので、個人宅ではほとんど見かけなくなりました。

無料設置(0円ソーラー)の注意点とメリット・デメリット

無料設置(0円ソーラー)の注意点
  • 契約期間中(10〜20年間)の中途解約は違約金が発生する
  • 太陽光発電システム・発電した電力共に自分のものではない
  • 建て替えやリフォーム等、家主事情で太陽光発電の取り外しをする時は自己負担になる
無料設置(0円ソーラー)のメリット
  • 設置費用や維持費が一切かからない
  • 緊急時には非常用電源として使える
  • 契約満了後は無償譲渡され、自由に使うことが出来る
  • 屋根の賃貸料や光熱費の削減等の経済メリット
無料設置(0円ソーラー)のデメリット
  • 売電できない
  • 事前審査があり、設置できない可能性もある
  • メーカー等自由に選べない
  • 契約満了後にどの程度発電能力があるか不安

無料設置(0円ソーラー)と自己負担設置、どちらが得か

無料設置に向いている人
  • リスクを最小限に抑えたい人
  • 新築・リフォームしたばかりで屋根のメンテナンスの必要がない人

無料設置では、とにかくリスクを減らすことが可能です。

 

代わりに、太陽光発電の大きなメリットである経済効果は少なくなってしまいますが、安心を求める方には向いています。

 

太陽光発電システムに不具合が生じた場合、所有者である企業のほうに損害が出てしまうので、メンテナンスやアフターサービスも期待できます。

 

ただし、リフォームなどの家主都合で太陽光発電を取り外す際には自己負担になってしまうため、屋根や家屋の状態をよく見極めてからにする必要があります。

 

自己負担設置に向いている人
  • 時間を惜しまずに比較・検討できる人
  • メリットも十分に享受したい人

自己負担で設置すれば、メリットもすべて自分のものとなります。

 

当然デメリットも付いてきますので、時間をかけてじっくりと検討する必要があり、面倒くさがりの方には向きません。

 

安心できる業者から、適正価格で太陽光発電を購入・設置して、何かあった時にも対応してもらえる体制を確保しておくこと。

 

これができれば、デメリットは限りなく小さく、大きなメリットを得られることになり、無料設置よりも満足感があると思います。

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