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太陽光発電のデメリットとリスク一覧

太陽光発電のデメリットを「お金」「システム」「業者」に分けてまとめました。

 

リスク回避できる部分と、システム上どうにもできない部分とがあるので、充分に確認の上導入するかどうかの決断が必要となります。

 

お金に関するデメリットとリスク

価格が高いので 設置価格によっては20年経っても元が取れないことがある

太陽光発電のデメリット:費用が高い

 

一般家庭で太陽光発電を設置するのに、平均で100万円前後はします。

 

気軽に買えるような金額ではないので、まずは相場を確認することをお勧めします。

 

最新相場価格の確認はコチラ


 

ローンを組んで設置する場合は、金利などを計算してから経済的メリットが出るかどうかをしっかり確認

太陽光発電のデメリット:ローンは金利も計算する

 

高額商品ですので、ローンを組まれる方も多いです。ローンを組めば当然利息がかかりますので、利息込みでも本当にメリットが出るのか確認が必要です。

 

また、10kw未満の太陽光発電では売電の価格(単価)の固定期間は10年間です。

 

売電収入をローン返済に充てる際にはローンは10年以内の返済が基本です。

 

メンテナンスや点検、交換部品があるため維持費がかかる

太陽光発電のデメリット:維持費がかかる

 

FIT改正により太陽光発電のメンテナンスが実質義務化しています。頻繁に行う必要はありませんが、ランニングコストとして忘れないようにしましょう。

 

太陽光発電のメンテナンス・維持費についてはコチラ


 

 

安く設置しても最低でも元を取るのに10年程度はかかる

早くて7〜8年、国の試算では11・2年程度で元が取れるように売電価格が設定されています。(11年目以降は1kw11円と仮定)

 

太陽光発電システムに関するデメリットとリスク

天候に左右される

太陽光発電のデメリット:天候に左右される

自然が相手ですので、常に同じ発電量が約束されることはありません。

 

しかし、天候や季節により日・月単位の変動はありますが、年単位ではそこまで大きく変わりません。

 

蓄電ができない

太陽光発電のデメリット:蓄電できない

太陽光発電は蓄電が出来ないので、夜間や雨の時は今までと同じく電気を買うことになります。

 

最近では電気を作る・溜める・使用量を減らす事が注目され、太陽光発電と連携した蓄電池のラインアップも増えてきましたが、まだまだ高額で経済メリットは見込めません。

蓄電池ついて詳しくはコチラ


工事や業者に関するデメリットとリスク

屋根に負担がかかり、施工の甘い工事のやり方によっては雨漏りなどのおそれがある

太陽光発電のデメリット:屋根に負担がかかる

屋根に設置する際、取り付けに穴を開ける必要があります。

 

きちんとした業者であれば、万全の防水処理が行われるので問題ありませんが、経験が浅い・モラルの低い業者の施工で雨漏りリスクの可能性があります。

 

太陽光発電に多いトラブル「雨漏りリスク」の原因や対策はコチラ

 

販売店が倒産してしまい、保証難民になってしまう

太陽光発電のデメリット:業者の倒産

 

現在最も懸念されるデメリットがこちらです。

 

太陽光発電業者の倒産が急増していて、前金の持ち逃げや手抜き工事も心配されます。

 

また、改正FITではメンテナンス体制も国に申請する必要がありますが、家庭用の太陽光発電では設置業者=点検業者となることがほとんどです。

 

業者が倒産してしまうと、当然メンテナンスも行われません。

 

法令違反とみなされ、最悪の場合『認定取り消し=売電できない』状態になる可能性もあります。

業者の倒産についての詳しい解説はコチラ

デメリットやリスクを回避・最小限にする方法

上記のように、太陽光発電にはデメリットやリスクがあります。

 

とはいえ、しっかりとた販売店で適正価格で契約し、施工がしっかりしていればデメリットよりもメリットの方が上回る場合が多いと言えます。

 

 

デメリットが生じるのは、相場よりも高額で契約したり、ローンが高金利であったり、施工がいい加減であったりする場合や、太陽光発電には不向きな家にも関わらず、きちんとした説明がなく契約をしてしまった場合がほとんどです。

 

少なくてもしっかりとした販売店2・3社にシミュレーションをしてもらい、メリットがなければ太陽光発電は導入しないほうが良いでしょう。
(※1社だけだとシミュレーションの信頼性に欠けます)

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