一括見積もりの流れと実際にやってみた感想
太陽光発電の一括見積もりサイト「タイナビ」で一括見積もりをした実際の流れと正直な感想です。
流れとしては非常にスムーズで、大体3分くらいで入力完了。早い業者では1時間程度で連絡があります。思った以上に簡単ですが、時間調整等の手間もかかりました。
一括見積もりの大まかな流れ
太陽光発電の一括見積りは以下の5ステップとなっています。
簡易フォームよりお住まいの地域に対応した導入会社へ無料一括見積り依頼をします。
入力内容は氏名やメールアドレスの他、築年数や屋根形状(などわからないところはだいたいの記入で大丈夫)です。設計図面(立面図)を持っていなくても見積もりは可能です。
訪問日程の調整をします。
日程調整後、各社担当者が自宅に来てくれます。現地調査をしてもらい、カウンセリングをしながら様々な疑問点や懸念点などを相談します。
実際のカウンセリング内容
- どれくらい電気料金が削減できるのか
- 発電した電気をどの程度売れるのか
- 設置費用の回収期間はどのくらいか
- 補助金はどのくらい受けれるのか
- 最適な電気料金メニューは何か
- 設置後のアフターフォローはどうなのか
現地調査・カウンセリングの結果をもとに、各社担当者がそれぞれ最適なプランを提案します。見積もり価格、導入後の光熱費削減額、取り扱いメーカー、担当者との相性、アフターサービスの質等を複合的に比較検討して依頼する会社を決定します。
※メーカーや設置容量が違うと比較が難しくなります。比較する際に同じ条件(メーカー・太陽光パネルの枚数)で比較することが大事です。
納得の行くプランであれば契約になります。
納得がいかない場合や問題点があった場合は再検討になります。メリットがない場合は設置する必要は全くありません。
実際にやってみてどれくらい時間がかかったか
@まず実際に入力しました
「入力は1分で完結します。」とのことですが、実際は3分位かかりました。家の書類があれば簡単にできます。記入はそこまで厳密でなくても大体で大丈夫かと思います。(後日書類をFAXもしくは訪問時に確認してくれますので)
ちなみに管理人の場合は5社に見積もりをお願いしましたが、「家の立面図などをFAXをしてください」というのは2社だけでした。
A訪問希望日を決める
次に、第1希望から第3希望などの希望の日にちや時間を入力します。見積もり業者は1〜5社まで選べます。(地域によって違います)
ちなみに、管理人が利用したタイナビは訪問のない見積もり(簡易見積り)で概算の見積もりもできます。大まかな太陽光発電の価格や、自分の家の屋根に設置できる枚数などを知りたい方は簡易見積もりを利用するとよいでしょう。
B管理人は3社からの一括見積もりを希望しました
5社のうち、なんと3社から約1時間くらいで連絡が!対応が早くてちょっとビックリしました。すぐに連絡が取れない方などはメールの備考欄に出れない旨を書いておくと良いかもしれません。
訪問前に家の図面(立面図や平面図など)を出しておく事によって、現地調査でのシュミレーションがより早く詳細にできますので図面をFAXかメールで送ることをおすすめします。(探しだすのが面倒な方や無くしてしまった場合はなくても大丈夫です)
その地域や担当さんで実際はバラつきはあると思いますが、管理人のケースでは各社の対応は素早く感じが良かったです。
一括見積もり訪問後の感想
- 滞在時間は長くて1時間くらい。短くても30分はかかる。
- 自宅のリアルタイムの補助金や、太陽光発電を設置する方角などがわかる。
- 現在の電気代やガス代などでシミュレーションしてどのぐらいで元が取れるかすぐに分かる。(電気料金やガス料金の請求書があると、具体的な数字で提示してもらえます)
- ネットや書籍では得られない設置している人の声が聞ける
- 3社くらいと話をするとかなり具体的な金額や設置できる枚数などがわかってくる。
- 『太陽光発電はオーダーメイド』なのが見積もりすることでわかった。
金額だけ下げるのは簡単です。1番安い見積もりを見せて、「この金額より安くできますか?」と聞くだけです。
しかしこの方法だと施工面でのリスクが伴います。
安さを追求するとコストを削る部分は施工面になるので、その点を配慮すると価格面だけで判断しない方が良いかもしれません。
営業さんの売り込みがない理由
管理人が1番心配していた「しつこい営業」でしたが、各社紳士的な対応で取り越し苦労に終わりました。
担当さんに聞くと、お客さんからクレームの連絡がいくと厳重に対処をされるそうです。
実際体験したのは8社ですが、信頼できる良心的な業者しかいませんでした。
変な業者がいない
まずタイナビに登録するには、メーカーが発行する施工IDがないと登録ができません。
その他の審査基準も厳しいので、全国の信頼のおける厳選された販売店のみと提携しているので安心です。
各社とも一括見積もりを前提できているので、急がせたり、強引だったりなどの変な売り込みは実際に全くありませんでした。
なぜしつこい売り込みがないか?
基本的には、一括見積もりを運営する企業(今回はタイナビ)が間に入っているので、参加している営業販売店側も強引な交渉や、虚実行為、感じの悪い対応などはクレームにつながるのでまずしてきません。
簡単に言うと、第三者の監督者が遠くで観ている感じです。一括見積もりサイト運営会社(タイナビ)はお客さんがどこの販売店で契約しても、一定の仲介手数料が入ると思われます。
要は「クレーム」が入ると販売店は一括見積もりに参加できなくなるようなシステムがありますので、担当者さん達も特に売り込みに関してはいろいろ気をつけている感じがしました。
この管理システムはユーザー側にとっては非常に良いシステムだと思います。
実際感じた一括見積り5つのメリット
まず、今現在のリアルタイム相場がわかります。
その上で各社が相見積もりという形で競争するので、「価格が相場よりも高かった」ということはまずありえません。(※最低3社は見積もりをとってください)
一括見積もりを運営する企業(タイナビ)が間に入っているので、参加している営業販売店側も強引な交渉や、虚実行為、感じの悪い対応などはクレームにつながるので、まずしてきません。
メーカーの強みや弱みや特徴など、自分なりに選んでいく条件が明確になる
複数の案件を自分で選択できるので結果的に納得できる。
様々な疑問を担当者に聞けば即答してくれます。ネットや書籍などの古い情報ではなくリアルタイム情報が確認できる
- 例:自分の地域の補助金がまだあるか?など
A社が言っていたことをB社C社に聞ける。
- 例:A社の発電量のシュミレーションは信用できるか?
- 例:うちの屋根はそのメーカーで、そのキロワット数でいいのか?
各社が同じ事を言うことには信頼感があると言えます。
30年付き合う太陽光発電だからこそより慎重に!
実際に自宅の地域の販売店や工務店を探して現地調査や提案に来てもらうのはかなりの時間と手間がかかります。
1社だけだと色んな話を聞いたり、親切に相談に乗ってもらったのに契約しないのは悪い気がします。しつこい営業がないとも限りません。
正直、複数の見積もりを受けることは手間と時間がかかります。
しかし、高額であり20年、30年と付き合っていく太陽光発電だからこそより慎重に比較検討し、信頼できる販売店を見つけることが成功するカギになります。
実際感じた一括見積りの4つのデメリット
少なくとも1件の見積りで30分程度はかかる。
双方の都合があるので日程を調整しなければならない。
販売店担当さんもそれぞれ価値観がバラバラです。
1回目は確認とヒアリングで、2回目に見積もり訪問する販売店もありました。
管理人の場合は5社中2社がそうでした。忙しい方や面倒くさい方は、「忙しいので1度見積もりだけ出して検討したい」と先に言っておくと良いかもしれません。
一括見積もりのデメリットは時間と手間がかかるだけです。
もし導入を本気で考えているのであれば、一括見積もりにはやらない理由がないくらいメリットはデメリットを上回ります。
一括見積もりサイトがたくさんあって、ドコを利用していいのかわからない!
このような方は・・・
有名一括見積もりサイトの【登録企業数・実績・特徴】を一覧にまとめた
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